最近、アニメ録画用システムを導入したので、まとめてみます。

 

 

今回導入したのは、Linuxでアニメを録画するためのフリーウェア「Foltia」を元にした、「Foltia Anime Locker」です。
本来行うべき面倒な設定は、全て設定してあり、エンコード機能なども搭載しているため、サボるために購入しました。
ついでに言えばLinuxに触れたことが少なかったので、最初から設定してあるお手軽パッケージは魅力的でした。

 

さて、セットアップに使ったPCの構成は以下のとおりです。

・AMD A-Series APU A10-5800K
・DDR3-1866 4GB*2
・ASUS F2A85V
・Plextor M5P 256GB
・BUFFALO LGY-PCI-GT
・PT3
・NTTのカードリーダ(定番のアレ)

サブ機として運用していたものを流用しました。
元々サーバ用に組んだわけでもなかったので、セットアップ中に遭遇したトラブルもありました。

 

1.NICを認識しない
これは当然のことで、おかしいと思って調べたところ、F2A85Vのオンボードチップは「Atheros」でした。
「Foltia Anime Locker」のベースはCentOS6.4(*Ver3.0の場合)で、このCentOS6.4には、F2A85Vの「Atheros」用ドライバが入っていません。
NICを認識せず、ローカルネットワークにすら繋げないとなると、非常に厄介です。理想は「Intel」のNICですが、値段が高い。
そこで、「Realtek」(通称:カニ)のを載せた拡張カードを探したところ、BUFFALOのLGY-PCI-GTがありましたので、これを使うことに。
ちなみに、BUFFALO LGY-PCI-TXD,GTは、パーツ専門店でない一般的な家電量販店にも置いていることが多いです。(要は調達しやすい)
CentOSはNICの対応がまちまちです。Intelは結構早い、Realtekもそこそこ早い。ただ、Atherosだけは結構遅いみたいです。
対応リストが上がってますので、M/Bに搭載されているものをチェックして、対応リストにあるかどうか確かめてみるべきだと思います。

 

2.OSインストールに失敗する
ボケをかましていただけで、Windows運用時代のパーティションが残っていたことが原因でした。
パーティションを全て削除してインストールを試み、無事成功しました。

3.kernel: [drm:drm_kms_helper_poll_enable] *ERROR* delayed enqueue failed -125
APUを利用したからか、グラフィックス周りでエラーが出ています。
まあ、落ちてないので、この先も無視し続けて平気でしょう。
-追記2014/10/02-
Foltia Anime Locker 4.0でエラーが出なくなりました。
CentOSのほうもアップデートされたみたいなので、それのおかげだと思います。

このような感じでしょーもないトラブルを抜け、無事起動に至った次第です。

 

さて、それでは本題です。
このサーバマシンに積まれたストレージはSSDのみ、しかも256GBです。録画用領域は100GBくらい。
1本のアニメ、30分で4GB程持っていきます。25本取ったら容量の限界が来ます。
そこで、NAS側へ録画データを送りつけることとしました。

1.録画先を直接NASにした
ローカルIPでNASを指定し、そこに録画する形を取りました。
が、NASが持っているCPUの処理能力では足りず、転送時点でDropが大量に発生。やむなく断念することに。

2.Rsyncで転送するようにしてみる
一旦SSDへ録画し、それを定期的にRsyncでNASへコピーする形に。
が、ローカルIP指定のネットワーク転送では、非常に効率が悪く、秒間3MBくらいの転送速度しか出ません。
流石にこれはマズイので、別案で対応することに。(SSH処理が重すぎて、NASのCPUがついていけなかった)
# rsync -rltgoDvz 転送元 user@nasip:転送先

3.NFSでマウントしてからRsyncする
録画はSSDへ行い、それを転送するのは変わりません。
ところで、使っているNASはQNAPのものです。色々と機能がついていて、その中にはNFSサービスも有りました。
ということで転送先ディレクトリをNFSで録画サーバに向けて公開、これを録画サーバでマウントしてRsyncします。
# mount -w -t nfs /転送先 /マウント先
# rsync -rltgoDvz 転送元 マウント先
この方法だと秒速30MBくらい出ました。赤い彗星超えちゃったよ!3倍以上!すごい!

4.定期的にファイルを削除する。
さて、Rsyncでコピーしたはいいものの、25本前後しか溜め込めない録画サーバのストレージ。
消してやらねばパンクします。1週間もあれば余裕でパンクするでしょう。
じゃあどうしましょうか。そうだ、tmpwatch使おう。
# tmpwatch 48 録画先
これで、録画先にあるファイルのうち、作成から48時間経ったものが削除されます。
自動で動かさねばならんので、Cronにポイして置いて、完了です。
# crontab -e
# 30 5 * * * tmpwatch 48 録画先
これで毎日朝5時30分に48時間以上前のファイルが消えていきます。
Rsyncの削除同期は設定してないので、消えても転送先のものが消えることはありません

 

 

こんな感じで現在運用されております。
6時間毎にNASへRsyncで運ばれてくるので、それをQNAPのDDNSで接続して持ってくればどこでも見られます。
超便利!

まとめると、QNAPのNASが超便利。
でも次買うのはAtomプロセッサ載せた型番にしよう……