こんにちは。

 黒魔道士というのは本当に面白いものです。次から次へと様々なアイデアが飛び出てきます。

 特に3.xでは、パッチと共にアイテムレベルが上昇するにつれ、プレイヤー各々によって色々な変更を加えられた開幕パターンが登場してきました。しかし、今までこれらは大抵の場合、激成ファイアスタートを原型としていたり、ブリザガスタートを原型としているので、多少の違いはあれども基本的にはほとんど同じスキル構成になっていました。

 ところが、今回聞いたところによれば、なんとファイアを使わずファイジャをひたすら連打する(途中でフレアはする)パターンが出たと。なにがどう変わるのか、検証するしか無いですよね。

実際に、比較してみた

 今回の比較では、威力値を元に数値化してそれぞれを評価します。評価対象は以下の3つです。

  • 激成ファイアスタート方式(最大)
  • 激成ファイアスタート方式(最低)
  • ファイジャ5連方式

 ではまず、前提条件を確認しましょう。

激成ファイアスタート方式

 この方式では、現在のアイテムレベルにおいて、必須とされる条件は特にありません。

 ただし推奨される条件として、「PIE 284」があります。これは通常ローテーション時において、ブリザガ後のサンダーを安定して使用するための条件となります。

ファイジャ5連方式

 この方式では、「PIE 284」と「SpS 1160程度」の必須条件があるとされています。

 前者は激成ファイアスタート方式の推奨条件として提示されているものですから、特別なにか問題があるわけではありません。スペルスピードについても、現状のアイテムレベルであれば然程の苦労なく確保できることでしょう。

 上記のことから、どちらの方式も前提となるステータス条件を同じにすることができます。故に、「激成ファイアスタート方式」に対して「ファイジャ5連方式」が優位性を持つことを証明するには、単純に比較数値で上回れば良い、ということになります。

 そして、実際に比較した結果が以下となります。

 上記より、特別際立った優位性は認められませんでした。激成ファイアスタートの方が、ファイジャ5連の方が、ということではなく、どれもだいたい横並び、と。

結果を受けて

 正直なところ、自分でもこの結果には納得できない部分があります。

 ファイアをファイジャに置き換え、スキルローテーションにおいてファイジャをALL-INできるのであれば、それは間違いなく既存のローテーションより優れたものになるはずです。ファイアはアストラルファイアを更新するために必要なもので、火力的な意味合いにおいてはボトルネックとなっている部分なのですから。

 計算式のどこかにミスがあるのか、それとも根本的に比較対象とするスキルローテーションの内容が間違っているのか(フレンドに再確認しましたが、間違っていないとの答えでした)、困ったことに、原因が突き止められていません。

 しかしながら、現状の結論としましては「どれを使っても然程変わりない」としか言えませんので、そのように結論をまとめることとします。

使い慣れたものを使えば良いのではないでしょうか。

 これをもって、当記事の締めとさせていただきます。

原因が判明しました

 原因をTwitterのフォロワーさんが見つけて連絡してくださり、概算結果を修正することができました。お陰でようやくもやもやが晴れました……本当にありがとうございます。

 計算表の一部が誤作動を起こしており、その影響で正しい数字が出ていませんでした。

 修正後の開幕ファイジャ5連方式は以下のような結果となります。

 これにより、激成ファイアスタート方式に対する開幕ファイジャ5連方式の優位性が証明されたと言えます。

 実用に足るかどうかはさておき、激成ファイアスタートよりも「確実に」高いベースダメージが保証されています。このリターンに対し、回避行動等が発生した際のリスクが見合うものと評価するかどうかがポイントでしょうか。

 ただ、この開幕ファイジャ5連方式はスペルスピードとPIEへの依存度が高いこともあり、アイテムレベルシンク等でステータス制限が発生した際にはおそらく使えないものと考えるのが妥当です。あくまでアイテムレベルシンクの発生しないコンテンツに限る――そういう認識でいるようにしましょう。