この記事を読み始めた方へ、突然ですが、質問です。

あなたは、チームメンバー(パーティメンバー)に向かって、暴言を吐いたことはありますか?

あるいは、暴言を吐かれたり、そのような状況を見たことはありますか?

記事を読み進める前に、ほんの少しでもいいので、思い返してみてください。


FF14は、チームゲームです。高難度コンテンツの攻略をソロで行うことは無く、仲間と共にクリアを目指す、れっきとしたチームゲームです。

ですから、クリアするために必要なものは、自身だけが優れたプレイをするのではなく、チームとして優れたプレイをすることです。

前置きとしては、これで充分。

今回の記事で取り扱うのは、タイトルにもなっている「チームゲームにおけるスポーツマンシップの重要性」で、もう少し中身について言及すると、「暴言などの行為がチームに与える影響について」が主となるお題目です。

では、はじめに、このお題目に関する外部記事を紹介しましょう。

礼儀正しさは職場にプラスの効果―従業員に敬意を払う職場環境は生産性や創造性を向上させる|ウォール・ストリート・ジャーナル
http://jp.wsj.com/articles/SB12408226390103943756704582455700160087784

(英語版)
Civility at Work Helps Everyone Get Ahead – A respectful workplace pays off in many ways, including greater productivity, engagement and creativity
https://www.wsj.com/articles/civility-at-work-helps-everyone-get-ahead-1479917555

この記事を要約すると、

  • 暴言を吐かれた本人は、処理能力が61%、創造性が58%低下する
  • 自分に対してではないが、自分を含むグループに対して暴言を吐かれた人は、処理能力が33%、創造性が39%低下する
  • これらの状況を見ただけの人でも、処理能力が25%、創造性が45%低下し、非協力的な傾向が強くなる

処理能力の基準などは記事を読んでいただければと思いますが、ともかく、暴言というスポーツマンシップに反する行為には、多大なデメリットが付いて回ることは伝わったかと思います。

なぜ処理能力や創造性が低下するのかと言うと、「暴言」などの行為を直接受けたり、あるいは間接的に受けたり、もしくは見たりすると、脳にストレス負荷がかかってしまうため。詳しく知りたい方は調べてみてください。


処理能力が低下すると、FF14においては、例えば、ギミックへの対応に影響します。

「次に来る”A”には、これこれこうして対応しよう」と事前に構えて実行する、わけですが、処理能力が低下すると、構えるまでに必要な時間は長くなります。攻略中は特にですが、こういったことを並列で行っていくわけですから、個々人はそれぞれの処理能力を精一杯フル活用しているはずです。

失敗してしまうということは、処理能力を超えてしまったから。

だと言うのに、その状況で暴言を受けて、さらに処理能力が低下してしまったら?

さすがに分からない方はいませんよね。


創造性の低下とは、アウトプットができなくなること。

初期攻略において、ギミックの解法を導き出すことは、アウトプットに他なりません。つまり、現状得ている情報から答えを出すことそのものが、創造性による行為なのです。

ですから、初期攻略に限らず、創造性は様々な意見を出し合うために必要な能力です。

攻略に行き詰ってしまった。なぜ失敗し続けてしまうのか、原因が分からない。けれども、意見が出ない。

そんな状況は避けたいですよね。いえ、避けなければいけません。攻略、なのですから。


少し話は変わって、「フィースト」におけるお話です。

暴言についての研究で非常に興味深い点は、

これらの状況を見ただけの人でも、処理能力が25%、創造性が45%低下する

これです。

つまり、

味方同士で暴言を言い合えば、非協力的になるし、挙げ句にパフォーマンスまで低下する

が、

敵を煽る行為であったとしても、それを見たチームメイトまでパフォーマンスが低下して、オマケに非協力的になる

ということです。

スポーツマンシップに反する行為は、たとえその対象が敵対者であったとしても、その行為により味方のパフォーマンスに悪影響を及ぼす。

ですから、

「アイツ下手くそやわwwwww」

ではなく。

「お前めっちゃ上手いなwwww」

のほうが、かなりマシである。というのは、お分かりいただけると思います。


これの延長線上にあるのは、些細なナイスプレイでも褒め称えること。

ミスを重ねている場合、その本人は「同じ失敗は避けたい」と考え、知らず知らずのうちにストレスを抱えていることがあります。ストレスは処理能力と創造性を低下させる原因でしたね。

スポーツマンシップに反する行為をしなくとも、長くプレイするうち、自然とストレスを感じてしまうことはあるのです。

だからこそ、些細なナイスプレイでも、褒め称えることが大切です。そしてそれは、「今の良かった!」でもいいし、「ナイス!」だけでもいいのです。

ついつい忘れてしまいがちではあります。私もできていないことのほうが多いです。理解しているつもりなのですが。

小難しい話を並べてしまいましたが、結論としては、

楽しく仲良くやろうぜ!!